7月12日(金)
知人が出演する演奏会に出かけました。場所は「すみだトリフォニー小ホール」。小ホールは初めてだったので入口を間違えて迷った(汗) 全曲打楽器の二重奏で現代音楽ばかりだから途中で寝てしまうかなと思ったけれど,しっかり全曲聴かせていただきました。やっぱり打楽器はイイですね。本能に訴えてくるものがあります。なんであんなに速く叩けるんだ?って思いました。
これ以上は理由があって詳しく書けないのですが,良い娘たちなので,演奏会があったら聴きに行ってあげてください。一応,リンクだけ貼っておきますね。
7月13日(土)
お気に入りの録音は少しでも良い音で聴きたいということで,少し前にこれを買ってみました。これは,Blu-ray Audio (24bit/96k)です。
このディスクには、24bit/96kの高音質音声データが収録されており、ブルーレイ・プレーヤーで再生することにより、高音質な再生が可能となっております。動画などは収録されておりませんが、音声信号やトラック選択には、接続されたテレビ・モニターが必要となります。ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
ブルーレイ・レコーダーから同軸でSACD/CDプレーヤーにデジタル出力したのですが,96kHzでなく48kHzになっちゃう。著作権保護がかかっているからかな。
だから,ブルーレイ・レコーダーからアンプにアナログ接続して聴いたほうが情報量が多いような気がします。気がすると書いたのは,それ程大きな差ではなかったから。ブラインドで試聴したら区別つかないと思う。でも,CDよりはずっと良い音質でした。楽器の細かい音がよく聴き取れますし,聴き疲れしません。SACDシングルレイヤーよりは安価なので,将来性はあると思います。
7月14日(日)
連日の猛暑&熱帯夜でお疲れ&睡眠不足の私ですが,知人に誘われて芝居を観にいきました。この知人は,常にチケットを2枚取るらしいのですが,本命の人に一緒に行ってもらえないらしく,もう1枚が不特定の人間の手に渡ることになります。そういうことって,よくありますよね。ないか。
前にも書いたかもしれませんが,私は芝居が好きなんです。クラシック音楽のコンサートより観劇のほうが好きかもしれない。いや,そんなこともないか……。
ナイロン100℃結成20周年記念企画第三弾
ナイロン100℃ 40th SESSION
「わが闇」(再演)
2013年7月14日(日)13:30開演
下北沢 本多劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:
柏木立子:犬山イヌコ
守口艶子:峯村リエ
柏木類子:坂井真紀
滝本悟:岡田義徳
大鍋あたる:大倉孝二
皆藤竜一郎:長谷川朝晴
三好未完:三宅弘城
守口寅夫:みのすけ
柏木伸彦:廣川三憲
柏木基子・飛石花:松永玲子
志田潤:長田奈麻
初老の男・カメラマン:吉増裕士
田村・編集ライター:喜安浩平
皆藤みどり・雑誌編集者:皆戸麻衣
自分で取ったチケットじゃないから全然期待していなかったのですが,これはよかった,面白かった! 第1部と休憩挟んで第2部の長丁場だったのですが,全然苦痛じゃなかったです。こんなことを書いたらすごく失礼だと思うんですが,ストーリー自体は大したことない。テンポがよいのですね。シリアスな場面が連続するとストレスが溜まって疲れちゃうのですが,軽いギャグがちょうどよいタイミングで入るんです。これがすごく気が利いていて心地よい。こういうのもアリなんだなって思いました。
芝居の後の感想会は,渋谷の焼鳥屋(?)さんだったのだけれど,激しい雷雨に遭遇してお店に行けなくなりました。この季節は傘を持ち歩こう。
さて,芝居のチラシの中で,特に気を引いたのは,これ。
何年かに一度上演される唐十郎(戯曲)×蜷川幸雄(演出)の「盲導犬」です。そのときどきの「旬の俳優」さんによって演じられています。
宮沢りえというと,今年の5月でしたか,三谷幸喜(作・演出)の「おのれナポレオン」で,ヒロイン役の天海祐希が急病で途中降板したため,宮沢りえが見事代役をつとめたというニュースは記憶に新しいところです。
私は残念ながらこのお芝居を観ることはできなかったのですが,たった2日間の稽古(徹夜状態?)で役を完全に自分のものにしてしまった宮沢りえは,なんてすごい女優さんなんだろうと感心しました。こういう芝居は万難を排して観に行かなきゃダメじゃん!って自分に言い聞かせました。
唐十郎の戯曲,蜷川幸雄の演出の「盲導犬」は,もうだいぶ以前に2度観たことがありますから懐かしいです。これは観たいなぁ。チケット屋さんからいっぱいメールが来るのに,こういうのに限ってお知らせがないのはどういうこと? 今からでも取れるのかな。予定枚数終了だって。前述のSさんがチケットを2枚取っているそうなのですが,1枚譲ってもらえないでしょうかね。私と観にいったほうが絶対有意義な時間が過ごせると思うんですけれど?
10月には唐十郎×蜷川幸雄で「滝の白糸」も上演されます。
こちらはまだ間に合います(受付期間前)。戯曲自体は「盲導犬」より「滝の白糸」のほうが好きですし,蜷川幸雄の演出も数段素晴らしかったという記憶があります。こちらは自分でチケットを取ろう。
眠くなってきたのでこれから昼寝をします。今日も暑い。