ウィキペディアのコピペですが,この曲の編成は以下のとおりです。
木管楽器
フルート2、ピッコロ、アルトフルート、オーボエ2、コーラングレ、クラリネット2、小クラリネット、バスクラリネット、ファゴット3、コントラファゴット
金管楽器
ホルン4、トランペット4、トロンボーン3、チューバ
打楽器
ティンパニ、バスドラム、スネアドラム、タンブリン、タムタム、ウィンドマシーン、チェレスタ、グロッケンシュピール、シロフォン、トライアングル、カスタネット、クロタル、シンバル
弦楽器
ハープ2、弦楽5部
バンダ
ピッコロと小クラリネット(舞台上)、ホルンとトランペット(舞台裏)
合唱
混声4部(舞台裏)
新交響楽団さんの解説がとってもわかりやすかったので(勝手に)引用させていただきました。ごめんなさい。
モーリス・ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲
【第1部】パンの神とニンフの祭壇の前
序奏
聖なる森のはずれにある野原。
春の午後、若者たちはニンフの祭壇へ祈りを捧げる。
宗教的な踊り
♪ヴァイオリンによる優美な旋律
ダフニスとクロエがそれぞれ登場。
ダフニスを囲んで踊る娘たちにクロエが嫉妬。
♪軽快な7拍子
ドルコンがクロエに接近。ダフニスは割り込む。
全員の踊り
ダフニスとドルコンは踊りで勝負をすることに。
ドルコンのグロテスクな踊り
♪ティンパニによる2拍子のリズム、ファゴット
ドルコンは皆に嘲笑される。
ダフニスの軽やかで優雅な踊り
♪フルート群の旋律、ホルン
ドルコンに勝ち一同の前でクロエを抱擁する。
ダフニスはその余韻に恍惚となる。
リュセイオンの登場。
♪クラリネットによる印象的なフレーズ
リュセイオンの踊り。ダフニスを誘惑する。
♪ハープの伴奏にフルートの旋律
海賊が襲来。クロエが囚われてしまうる。
残された靴を見つけ、ダフニスは絶望して気を失う。
♪クレッシェンドを経てffへ到達
夜想曲
(第1組曲はじまり)
♪PPの弦楽器
3人のニンフ登場。神秘的な踊り。
♪フルート、ホルン、クラリネットのソロ、ウィンドマシン
ニンフによって蘇生したダフニスは,
パンの神にクロエの無事を懇願する。
間奏曲
♪合唱、舞台裏のホルン、トランペット
【第2部】海賊ブリュアクシスの陣営
戦いの踊り
♪低音群の力強い刻みに始まり、荒々しく盛り上がる。
(第1組曲おわり)
ブリュアクシスはクロエに一曲踊るよう命ず。
クロエの哀願の踊り
♪コールアングレのソロ
クロエは逃走を試みるが失敗。
大地が裂けてパンの神が現われ,海賊たちは退散する。
♪ウィンドマシン
【第3部】パンの神とニンフの祭壇の前
(第2組曲はじまり)
夜明け
ダフニスが祭壇の前で眠っている。鳥のさえずり。
夜が白みはじめやがて日が昇る。
♪フルートの細かいアルペジオ、
低弦から静かに始まる旋律が徐々に弦全体へ
二人の再会。
無言劇
二人はラモンからパンに助けられたことを知り、
パンとシランクスに扮してパントマイムを踊る。
♪オーボエ
ダフニスは葦で作った笛を吹き、愛を告白する。
節に合わせて踊るクロエ。
♪フルートの長いソロ
クロエはダフニスの腕の中に倒れ込む。
♪フルート群の掛け合い、アルト・フルート
祭壇の前で愛を誓い合うダフニスとクロエ。
全員の踊り
バッカスの巫女の衣装を着た娘たちが登場。
♪5拍子、小太鼓、Esクラリネット
若者たち登場。
全員で恋人達を祝福し、踊りは最高潮へ達する。
(第2組曲おわり)
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Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 1 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 2 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 3 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 4 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 5 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 6 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 7 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 8 of 9)
Daphnis and Chloe - Royal Ballet (part 9 of 9)
Ravel: Daphnis et Chloe / Nezet-Seguin · Berliner Philharmoniker
Ravel: Daphnis et Chloe, Suite No.2
Boston Symphony Orchestra
Charles Munch, conductor
A WBGH Live Telecast from Sanders Theatre Harvard University
April 17, 1962
Ravel: Daphnis et Chloe, Suite No.2 (Boston SO, Munch) 1/2
Ravel: Daphnis et Chloe, Suite No.2 (Boston SO, Munch) 2/2
James Galway playing Daphnis et Chloe
Maurice Ravel - Daphnis et Chloe, Suite Nr.2, Pantomime
Live Recording 1974 - Berliner Philarmoniker - S. Ozawa, Conductor
以前から取り上げてみたかった曲です。手持ちのCDもそこそこありますので,そろそろかなと思ったのですが,聴き比べを始めてみるとこれが大変。なにが大変かというと,曲が長い! 全曲で55分ぐらい。
一回聴いたぐらいでは演奏の良し悪しを判断できないので繰り返し聴いてから記事を書いているのですが,これでは数週間かかってしまいます。
したがって,いつものことではあるのですけれど,CDの聴き比べは少し手抜き気味で書いています。それは違うんじゃないか?と思う人もいらっしゃるかもしれません。
何が言いたいかというと,いや,ちょっと言い訳しておこうと思っただけです。
文字数制限があるので,次の記事に続きます。
(次の記事)